困った社員お助けサポートプラン【クリニック様向け】
このようなお悩みはありませんか?
問題を持つ職員の存在は、職場環境の悪化や生産性の低下、そして何より経営者自身へのストレスが大きく、放置できない問題です。
一方で、問題が顕在化している場合もあれば、普段院長先生は診療室に居る時間が長く普段のスタッフの行動、言動、立ち居振る舞いを気にかけることは難しいことも。
・患者からのクレームが多い…
・スタッフには笑顔がなく、活気がない…
・人間関係がギクシャクしている…
・遅刻欠勤を繰り返すスタッフがいる…
・指示に従わないスタッフがいる…
・社内で窃盗や横領等の違法行為に及ぶスタッフがいる…
このようなスタッフへの対応を一歩間違えると、解雇無効やパワハラという形で裁判となり、場合によっては未払賃金の支払い命令がだされることもあったりと、放置しておくことへの経営上のリスクは非常に重大になります。安易に対応せず、適切な手順で対応することが求められます。
困った社員お助けサポートプランのメリット
クリニックの労務問題に精通した社労士がサポート
これまで20件以上、クリニック様に問題のあるスタッフへの対応のサポートをさせていただきました
優れたノウハウ
問題行動の可視化のための「覆面調査」や、「理想の職場づくりのためのアンケート調査」「ルーティンチェック表」などのツールを活用した職場環境改善のご支援が可能です。
将来のリスク回避
今後問題を起こすスタッフが出てきた際に、経営上のリスクを最小化するための「予防労務」の観点で、就業規則、賃金規定諸規定等を見直しし、改善提案をさせていただきます。
サポートメニュー
現状の可視化プラン
覆面調査
事実関係の聞き取り調査
組織診断
職場環境改善ワーク
対策・予防サポートプラン
職場環境改善ワーク
コミュニケーション研修
就業規則、賃金規定改善
人事評価制度導入
エンゲージメント管理
時間管理
日報導入サポート
サポート事例
スタッフ数10名のある内科クリニックです。
受付スタッフのうち1名が、院長の指示に従わず、院長は2年以上悩んでいました。
例えば、新たにネット予約システムを導入しようとしたところ、そのスタッフは明確な理由なく、反対していました。ある日、業者の方が製品説明のためにクリニックに訪れたのですが、当該スタッフは業者さんを勝手に断り、帰らせてしまいました。
その他にも、新たなに入職したスタッフが気に入らないと、強く当たって退職させるなどいろいろな問題があり、院長は大変困っていらっしゃいました。
そこで、院長がスタッフにきちんと注意ができるように、まずは就業規則を整えることを提案しました。院長の指示に従わず、勝手な判断で行動し、クリニックに不利益を与えることは服務規律違反であることを明記しました。
しかし、それでも、自己中心的な発言、行動は改まらなかったので、組織環境改善ワーク研修を提案しました。このワークは、理念や職場のルール、患者さんとのコミュニケーションスキル向上を体得していただくものです。
研修に先立ち、より客観的に職場の状況を把握するために覆面調査を行いました。
すると覆面調査の結果、その受付スタッフはコロナウイルス感染症が疑われる発熱の患者さんを、「当院では受け付けておりませんので、○○病院に行ってください」と、強い口調で断っていたことがわかったのです。このクリニックとしては、今月からコロナウイルス感染症が疑われる患者さんを受け入れることを決定し、院長から説明したばかりだったのにもかかわらずです。
院長は怒り心頭で、もうこれ以上は無理です。解雇してもよいでしょうか?と相談されました。しかし、私はこれだけで、解雇することは難しいと伝え、まずは就業規則に則り、冷静に注意をすることが大切だとアドバイスしました。
これまでの受付スタッフの行動が、
服務規律に違反していること。
始末書を書くこと。
次に同じことがあれば、減給にせざるを得ないこと。
を書面にまとめて、院長の奥様を同席の上、指導をしました。
すると、当該スタッフは「わかりました。もう辞めます」とあっさり自己都合で退職されました。
院長はルールを決めて、ほめることはほめる、注意するところや注意することのインパクトに驚いたそうです。今後は評価制度を導入し、院長からスタッフへの丁寧なフィードバックを継続していくことになりました。